フジテレビのドキュメンタリー番組で
今年は放送30年ということで、今までの中で
最高視聴率や最長取材した、いわゆる神回放送をやっている。
きのう放送された「われら百姓家族」すごかった(^^;
子ども6人と父親が自給自足で生活しており、(奥さんは山を下りた)
子どもたちは仕事があるので、ほぼ学校には行っていないという。
25,6年前の話で今ならアウトですね。
大自然の中で命の営みを感じながら添加物なしの生活、とても素晴らしい。
ですが、少しやりすぎでは。
大人がそういう生活が好きでやるなら勝手だが、子どもは選べないので
親の価値観を押し付けているような気もします。
現在、大人になった子どもの一人は「なんで普通の生活をさせてくれなかったのか」
と言っていた。
大人になって自給自足ではない生活を手にいれるまで苦労したと思う。
漢字も書けないし、計算もできずにバカにされる、と言っていた。
夜間高校に通い、高校卒業の資格を取る、と言っていた。
親御さん、子どもに苦労させすぎでは❔
でもそんなことも考えずに自給自足生活ということだけによくこだわった、
よくこだわることができたな、逆に感心します。
信念に迷いがない、のですね。
子どものために良かれと思っていても
ありがた迷惑ということもある。
でも普通の生活で育つと分からないし経験できないことが
たくさんたくさん経験出来て、
たくましく、忍耐強い人間に育つメリットはありそう。
普通の生活だと、ひ弱に育つ。基本的には。
そんな気がする。
ザ・ノンフィクションは人間の生き様を見せてくれる。
良い悪い、正しい間違っている、ということではなく。
ドラマや映画ではない。
実話のすごさ。
事実は小説より奇なり‼