アガサ・クリスティーの小説です。
図書館で借りて読みました。
てっきり誰かが殺されてどうのこうの
というミステリーなのかと思いきや
誰も殺されませんでした。
でもなんだか空恐ろしい話でした。
こういう女性っている、かなりの割合で
一定数以上いる、と思いました。
まず、子どもやら夫やら近しい人には特に
よかれと思って自分の価値観を押し付ける。
それがどんなに自分本位であり、相手にとっては
迷惑でしかないということが分かっていない。
でもそれが相手にとって良いことだと思い込んでいるため
タチが悪い。
でもこの主人公は、みんなに嫌われてるのではないか
ということに気が付く。
そこで今後は変わっていくことができるのか・・・
改心するのか・・・
この主人公もそうですが、たいていのこういうタイプの人は
うすうすは気が付いているのかもしれないですね。
自分が嫌われていることに。(全く気が付いてない人もいる)
小さな親切大きなお世話、と言いますか
過干渉と言いますか
人のことが気になってしかたないのか、はたまた暇なのか
人を自分色にコントロールできると思っているのか
できないと分かっていてやっているのか
迷惑を通り越して失礼な人間というか
何様なの?、という感じの人。
人は人、自分は自分、家族であっても。
その線というか距離感、大事ですよね。
「そういう人もいるからね」
「そういうのが好きなのね」
「あなたはそうなのね」
という寛大な気持ち、忘れずにいたいものです。
この題名もなんだかステキ。
春にして君を離れ。

