読み終わりました。
人の心の闇を見るって怖いもの見たさなんですかね。
読み終えて、黒いものがハッキリと自分にもある、
と、改めて確信する。
怪物の要素はきっと誰しも持っている。
というようなことをこの話は言いたいのか。
深いなー。
類家さんすごかったなー。やばい人、犯人と同類?と思わせつつも・・
かっこよかったです。
等々力さん&井筒さんペアのやり取りも最後のほう、ジーンと来ました。
清宮さん、伊勢さんも、そして女性警部倖田さんも仲間想いで、よかった。
なんか感動しました。
文字通り命はってる仕事で、戦友ですね。
映画では深層心理がどこまで描かれているのか、気になる。
本だとじっくり分かる。
誰でも感じているような世の中に対する不満とか
会社組織の不条理とか、制度のおかしさとか。
怪物を生み出したのは、我々なのだ、という怖さ。
おススメです、この文庫本!

